障害年金とは(障害等級について)

年金を辞書で引くと

 

一定期間または終身、定めの年額で支払われる一定の金銭。

 

と出てきます。

 

障害年金は、(病気や怪我、知的障害などによって)障害の状態にある者が、障害等級該当する間に、年額で支払われる金銭ということです。

 

ここで障害等級という言葉が出てきましたが、障害等級について説明します。

 

障害等級には、1級〜3級までありますが、障害基礎年金(いわゆる国民年金)の方は、2級以上にならないと年金はもらえません。

厳密には、障害厚生年金は、3級には該当しない程度の手当金もありますが、対象が狭い*1ので、触れません。

 

どのような障害が、等級に該当するかは、各障害(診断書)毎に認定基準が定められており、日本年金機構のホームページなどに掲載されています。*2

 

こんなの読んでも正直分からないので、筆者の等級に対しての考え方(イメージ)と障害年金額の目安を紹介してこの記事は終わりにしたいとおもいます。

 

3級 労働をするのが(障害によって)しんどい。年額は約58万円〜

2級 日常生活を送るのが(障害によって)しんどい。年額は約78万円〜

1級 日常生活を送るのが(障害によって)めっちゃしんどい。寝たきりをイメージ。年額は約97万円〜

です。

 

実際に障害年金に関わってみると、この障害の3級は軽くても3級なのに、この障害は、2級みたいなことはたくさんあります。が、概ねこのイメージをしていただければいいのかなと思います*3

 

当てはまるかもってなれば、日本年金機構のホームページなどで詳しく調べてみてください。

 

最終更新日 令和5年4月9日

*1:眼の障害や指の欠損などがあります。請求が多い精神障害では基本的に該当しません

*2:https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/shougainenkin/ninteikijun/20140604.html

*3:例えば、人工肛門って3級です。ペースメーカーも3級です。ペースメーカーは比較的普通の生活遅れそうなイメージですが、人工肛門になって便の心配を常にしながら生活するのって個人的にはより大変かなと思ったりします